大学を卒業したら、大体は「大学院」に行くでしょうか。僕の場合は大学院には行かず、「就職」を選びました。大学院に行った人も最後は就職しますよね。
学校というところは、「会社員養成所」のような場所です。社会に出てから役に立つという理由で、いろいろなことを教えてくれます。僕も全く疑問を持つことなく、周りに言われるがまま「頑張って良い点を取ったり、人よりも優れることで、社会に出てから良い給料がもらえるから頑張ろう!」と考えていました。
就職して3年で会社員の生活がイヤになった僕は、会社に属さず稼ぎたいと思い、「お金を稼ぐ」ということについて自分の頭で考えてみました。
僕は学生時代にアルバイトをしていたので時給の感覚で、「自分の時間を定時内で8時間拘束されるからお金がもらえて当たり前」という風に思っていました。そして時間を確保したのだから「どのように上手に使うかは、上司の仕事」とも思っていました。
生意気なヤツですね(笑) もちろん世間の常識とズレているのは分かっていたので周りに言えませんでしたが・・・・
会社員として10年以上を過ごしてきて改めて思うのは、会社員のミッションとは「上司に得をさせてあげること」です。だからこそ「上司の達成すべき目標は何か」、「上司の手間が省けることは何か」と考えながら仕事をすると喜ばれるんだろうなと思います。
もちろん最終目標は「会社の利益になること」、「顧客の利益になること」なのですが、それも「上司の上司の上司の・・・・・上司に得をさせてあげること」に繋がっているのだと思います。なので平社員であれば係長に、係長であれば課長に得をさせてあげると会社の中で評価されます。
ただ、会社内では上手くいくのだけど、「俺はそれをやるために生まれた訳ではない」、「お金を稼ぐためにそれを人生使ってやるのは無駄」という考えにモーレツに襲われています。どうしたらいいんでしょうね?