組織にとって「人」は最大の資産!

1. 初級
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管理職にとって人は問題を出したり、悩みの元かもしれません。しかし、大きな成果を出したり喜びを分かちあえるのも人です。

管理職が少し気を付けるだけで、職場の雰囲気や成果がガラッと良くなります!

こんな人に読んでほしい!
  • 実力を買われて管理職になった人(もうすぐなる予定の人)
  • 管理職の仕事に慣れてきて、初心を忘れたかなぁという人
  • 年下の社員と「組織(人材)の考え方」についてズレを感じる人
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はじめに:人材に関する誤解

男性社員
男性社員

担当者としての実力が認められて管理職になったぞー!

 

メンバーに俺のやり方を教えてやれば、成果アップなんて余裕でしょ。

女性社員
女性社員

私も来期から管理職だけど、上司からの指示をメンバーに展開すればいいんでしょ?

 

初めての役割だけど、自分にも出来そうな気がするわ。

ちった
ちった

管理職の仕事はそう簡単なものではありませんよ!

 

組織を構成するメンバーごとに特性は違いますし、人材育成も管理職の仕事ですしね。

 

今回は管理職の重要な仕事である「人材の活用」について、一緒に学びましょう!

本記事の参考図書

管理職になったのならドラッカーは必ず読んでほしいです!
不変の真理が書いてあると思っています。

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固い内容が苦手な方は、「もしドラ」から入るといいかも。

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個人的には、「ドラッカーのマネジメント」をまずは読んでから「もしドラ」を読むと、知識を実践に落とし込むイメージが湧くのでオススメです👍

組織は人のために存在し、人から構成される

組織は何のために存在するのでしょうか?🤔

企業は社会や人の役に立つ商品やサービスを提供するために存在しますよね。組織は企業の一部ですから、企業の目的を達成するために存在します。

さらに組織はメンバー(人)で構成されています。つまり、社会では人が人のために価値を提供しているのです。

このような状況で、人の心を無視して生きていけるワケがありません!😥

  • 顧客からは商品やサービスに満足してもらえず売り上げが伸びない。
  • 組織のメンバーは愛想を尽かして辞めていく。

こんな事態にならないよう、私は以下の内容を管理職として実践するのが良いと考えます。

管理職が組織のためにできること
  1. 管理職として、人を大事にする(成果の犠牲にしない)と決める。
  2. 組織のメンバーに成果を出してもらう(×出させる)。
  3. 成果の量・質を上げて、顧客に提供する価値を最大化する。

どう実践するか分からない方は、これらの意識を持つことから始めましょう!

メンバーの適性に合った仕事を割り当てましょう

上司から依頼された業務を単純に「手の空いている人に振る」ということはオススメしません。

当然ですが人には得意・不得意があります。メンバーの不得意な分野の業務を任せてしまうと実力は発揮できませんよね?メンバーの得意な分野の業務を任せましょう

もちろん、完全に得意な分野の業務だけを任せることは出来ないと思います。その場合には、自分がフォローする・ツールを作成する・部分的にメンバー同士がフォローする等の対策を講じましょう。

上記のような業務とメンバーの間を調整をするのは管理職としての重要な役割です。仲良くなるためでなく、業務調整をして大きな成果を出すためにメンバーのことを知りましょう!🙆‍♂️

管理職が方針を出し、組織の成果に責任を持つ

管理職は「組織の方針(方向性)」を決めることができます。それは「組織の成果に責任を持つ」からです。

「組織の成果に責任を持つ」からこそ、組織の目標設定、メンバーへの仕事の割り当て、メンバーの評価などの権限もあります。

絶対にやってはならないことは、「部下に決めさせて、責任も部下に押し付けること」です。

管理職
管理職

私は最後は自分で責任を取っていますよ!

もちろん、成長してもらうために部下に責任も持たせていますが。

ちった
ちった

なるほど、それでは権限も与えていますか?達成したときには正当に評価していますか?

 

不安だからと「細かく口出し」したり、「仕事のレベルは上がるのに評価が変わらない」と部下もヤル気を失うのでは?

管理職
管理職

ぐぬぬぬ・・・

それは、まぁ多少は(小声)

上司としては成果を大きくするため、部下のキャパシティや仕事のレベルを上げさせたいと思うでしょう。しかし、部下にとっては「負担でしかない」というケースの方が多いのでは?

組織の成果を出すのは管理職の仕事です!責任は自分が取りましょう。

「責任を取る」とは管理職を辞めるということではありません。成果が出るように対策を打つということです。

対策も部下に丸投げせず、自分で考えたり部下に意見を聞いたりして、自分の対策を打ちましょう!

勘違いは禁物!管理職は偉くない!

色々と自分に権限があるので、勘違いしてしまう気持ちも分かりますが…

管理職って偉いわけじゃないですからね?

部下に偉そうにするのは本当に止めてください。年上・年下という日本的な序列もあるので一層勘違いしやすいですが…

何なら年上・年下とかも関係ないです。人間はみな平等なんで、失礼な物言いとか本当に止めてください!

あと、権力や恐怖で従わせるのもダメですよ?

部下が自分の業務命令を聞かないときには、人事や上司に相談して客観的なアドバイスをもらってください。

どうしても上司と部下という関係であれば、評価者と被評価者という関係になりがちですので、部下としては率直な意見が言いづらいのです。

すぐキレる上司もいますが、退職者が続出しますよ?ホントやめてくださいね。

最後に:いい職場を作りましょう

「職場や上司との人間関係」は退職理由の上位に君臨しています📊

職場の雰囲気というのは、管理職に左右されるものです。職位が上がれば上がるほどその影響も大きくなります。

成果を追い求める姿勢も大事なのですが、成果を出すのは人なのです。自分が部下として嫌な思いをした経験があるなら、自分の部下にはさせたくないものですね🙅‍♂️

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