社会にはどんな働き方がある?

2. 基礎知識
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Citta
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就活が目前になってくると、「どの企業に就職しようかなぁ」と会社員一択になっていませんか?フリーランスや起業とか会社員以外の働き方も視野に入れましょう!

学生
学生

でも会社員が一番安定しているんですよね?親も会社員が良いって言ってたし・・・

Citta
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「安定」という理由で会社員を選ぶと、自分の可能性を潰してしまうかもしれませんよ!

会社員という働き方が自分と合わない場合、我慢して会社員を続けるのは地獄ですし・・・

世の中には様々な働き方がありますので、一緒に確認していきましょう!

この記事のポイント
  • 社会での働き方の代表的パターン
  • 各パターンのメリット、デメリット
  • おススメのキャリアパス

本記事は以下の書籍を参考にしました!

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働くとはどういうこと?

そもそも「働く」って何なんでしょう?仕事って「つかえる事」って書くので、どこかの企業に入社することを考えがちですよね。

社会に価値を提供すること

とってもシンプルに考えると、「社会に価値を提供して、その対価をもらう」ということが「働く」ということです。

人の役に立つことでお金をもらい、自分の欲しい商品やサービスをお金で購入します。

つまり、「働く」ということは「社会に価値を提供する手段」であると同時に、「自分の欲を満たす手段」でもあると言えます。

会社員は価値提供プロセスの一部を分担している

企業は商品やサービスを売ることで社会に価値を提供しています。ただ、規模が大きくなると、一人で価値を提供することが困難になります。

そこで、人を雇って役割分担をして組織全体として社会へより多くの価値を提供するんですね。

組織の中で役割を担っている人が会社員ということですね。では会社員以外の働き方って何があるんでしょう?

キャッシュフロー・クワドラントから考える働き方パターン

「金持ち父さん、貧乏父さん」で有名なロバート・キヨサキ氏が著書の中でキャッシュフロー・クワドラントという考え方を紹介されています。

具体的には、世の中にある職業は以下の4つの分類に分けられるというものです。

左側は日本で最も多い働き方で、労働収入を得るものです。右側は皆さんも目指しているかもしれませんが、権利収入を得るものです。

学生
学生

何となく左から右に行ったほうが楽できそうかな。でも右側はリスクが高そう・・・

Citta
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いきなり図を見ても理解できないですよね。各クワドラントのメリット・デメリットを見ていきましょう!

Eクワドラント:Employee(従業員)

日本では一般的な働き方ですよね。B(経営者)に雇用され、労働力を提供することで収入を得ます。

Eクワドラントのメリットは、安定した収入が得られるということですね。一般的な雇用契約では月曜~金曜の8:30~17:30で勤務する代わりに、月給をもらうという形が多いと思います。

また、有給休暇や福利厚生(交通費支給、住宅補助、家族手当など)もあり、働きやすい環境が整えられている企業も多いですよね。

Eクワドラントのデメリットは、自由が少ないということです。意思決定は会社が行い、基本的には会社がやってほしいことを仕事としてやることになります。入社後の部署選びはできませんし、給料も社内規定で決まっています。

他にも、1日8時間など一定の時間を会社のために使う必要があります。就業時間内は基本的には仕事以外のことをやってはいけません。定時内に時間が余ったからと言って、副業をやるのもダメです。

このようにEクワドラントは、自由が制限される代わりに安定した生活が手に入ります。リスクを取りたくない人にはいいかもしれません。

Sクワドラント:Self-employed(自営業)

脱サラして独立する人はSクワドラントが多いのではないでしょうか?自分で自分を雇うという働き方です。

例えば、美味しいラーメンを開発してラーメン屋を開業するとか、弁護士資格を取得して法律事務所を開業するというものです。

Sクワドラントのメリットは、実力があれば仕事量を増やして収入を増やせることです。Eクワドラントと異なり、自分に意思決定権があるので、自分の給料や働く時間・場所も自分で決めることができます。

Sクワドラントのデメリットは、収入が安定していないことです。会社員ならば営業部門や総務部門がありますので、顧客開拓や税務処理などもやってくれるでしょう。しかし、自営業であれば全部自分でやらないといけません。

また、自分のスキルで稼ぐので、自分が休むと収入が無くなってしまいます。会社員にはある有給休暇がありません・・・。

Sクワドラントは「自分という商品で稼ぐ」という点ではEクワドラントと同じですが、自由や責任の範囲が広いという点でEクワドラントよりも豊かな暮らしができる可能性もあります。

Bクワドラント:Business-owner(経営者)

それでは右側の権利収入で稼ぐ人の説明です!ビジネスオーナーは従業員を雇い、自分の会社で働いてもらことでビジネスを回しています。

Bクワドラントのメリットは、自分が働かなくても仕組みを整えておけば、従業員が仕事を回してくれて、収入が入ってくるという点ですね。自分の自由時間が増えることが最大のメリットです!

Sクワドラントは「自分にノウハウや能力を蓄積していく」のと異なり、Bクワドラントは「組織や仕組みにノウハウや能力を蓄積していく」のですので、自分が休んでも仕事を回すことができます。

Bクワドラントのデメリットは、お金を稼げないリスクが大きいということです。お金を稼ぐ仕組みを作る必要があるので、難易度がかなり上がります!

仕組みが上手く動く間は、何もしなくても収入が入りますが、トラブルが発生すると寝る時間も無くなるほど対応に追われるかもしれません。労働から自由になりますが、責任も大きくなりますね。

Iクワドラント:Investor(投資家)

投資家とはどのような人たちでしょうか?B(経営者)のように人に働いてもらうのではなく、お金に働いてもらうことでお金を得ている人たちです。私たちが想像する「不労所得」というやつですね。

投資家のビジネスは例えば、ビジネスオーナーに資金を提供し、そのビジネスが成功した場合に配当金で儲けるといったものです。

Iクワドラントのメリットは、完全に労働から解放され、自分の時間が自由になる点ですよね。自分の好きなことを好きな時間にやれるという夢のような生活です。

Iクワドラントのデメリットは、資金力がないと投資ができません。株式投資は少額からできるという考えの方もいるかもしれませんが、生活費を払えるだけの配当をもらうには、生活水準にもよりますが1億円などの金額が必要です。

結局どの働き方を選べばいいの?

学生
学生

クワドラントの話で、色々な働き方があるのはよく分かりましたけど・・・

結局、Sはスキルが必要、Bはリスクが大きい、Iは資金が必要なんですよね?

そしたら、やっぱりE(従業員)しか選択肢がないってことですか?

Citta
Citta

確かにスキルに自信がなく、組織から安定した給料をもらいたいならEクワドラントがおススメなんです。でも実家暮らしで生活費も低く、リスクが許容できるならBクワドラントにチャレンジもできますよね。

私のおススメの働き方を紹介しますので、参考にしてみてください!

Cittaのおススメの働き方 その①:学生起業

学生時代というのは、親に実家に住まわせてもらい、食事や家事もやってもらっている人が多いのではないでしょうか?

社会人になったり、結婚した時まで気付かないのですが、「生活が保障されている」って素晴らしいことなのです!生活のために支払いをしたり、働かなく必要もなく、自分の時間がたくさん持てますので。

この環境を利用して自分のスキルアップを行い、Sクワドラントの仕事を始めたり、ビジネスアイデアがあるならBクワドラントの仕事を始めることもできます。

今は、インターネットがあるので情報収集も無料でできますし、起業にかかる費用も低く抑えられる業種もあります。

学生時代は時間がたくさんあることが強みです。一度、就職してしまうと会社での業務処理やスキルアップに時間を取られてしまいます。ぜひ学生時代から自分のビジネスを作ってみましょう!

Cittaのおススメの働き方 その②:週末起業

この記事を読んでいる人は、必ずしも学生ではないと思います。すでに今、会社で働いているという人は週末起業という形がいいと思います!

つまり、仕事をいきなり辞めてから自分のやりたいことをやるのではなく、会社員を続けながら自分の事業を持つというやり方です。

もちろん、本業をやりながら副業もやるというのはメチャクチャしんどいことです!私Cittaも同じ立場ですので気持ちが痛いほど分かります!

休みはダラダラしたいですよね?でも、BやIクワドラントに行くために少し我慢しましょう。

週末起業のよいところは、雇用が安定しているので資金力があるということです!頑張って貯金すれば、年間100万円くらいは貯められると思います。

しかし、注意したいのが決して時間を切り売りしないということです。人のブログ記事を書いたり、人の動画編集をしても、それは資産になりません。バイトして時給で働いているのと変わらないのです!

学生
学生

でも起業するのはハードルが高く感じてしまいます。

世の中を変えるようなアイデアもないし・・・・

Citta
Citta

いきなり銀行からお金を借りたり、人を雇ったりするのは確かにハードルが高いですよね。

まずはSNSやブログで自分の得意なこと、好きなことを発信してみるのはどうでしょう?

【結論】自分を知り、自分に合った働き方を選ぶ!

世の中の働き方について、キャッシュフロークワドラントを使いながら説明してきました。

結局、どのクワドラントを選んだとしてもデメリットが存在します。そして、楽をして儲けることもできません。

例えば、BやIクワドラントは自分で儲ける仕組みを考える必要がありますし、EやSクワドラントは自分が働けなくなると収入が無くなります。

自分は仕組みを作るのは苦手だけど、言われたことを正確に早くやるのは得意という人であれば、Eクワドラントが居心地がいいでしょう。

一方で、自分が考えた仕組みで組織を運営したい、責任を取るから全権限がほしいという人なら、Eクワドラントは地獄でしょうね。

つまり、自分がどういう人間なのか深く理解しましょう。その上で、自分に合った働き方を選びましょう

人が勧めるものが必ずしも良いものではありません。自分で考えて選択していくことが重要ですね。

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